「これ歌ってみたい!」
「この絵描きたい!」
「この曲弾きたい!」
「この曲踊りたい!」
「この気持ち、書き留めたい!」
こんにちは、ゆうなぎです。
本日は「自分を表現する手段を近くに置いておこう」というテーマでお話します。
何かを表現したくなる時
素敵なものに出会った時、嬉しい時、楽しい時、逆にイライラしている時、悲しい時。
心の中にぼーっと、火が灯ったような気持ちが込み上げてくる時。
そんな時、「何か表現したい!」という衝動が付随して湧いてくることがあります。
そして、もし「何か表現したい!」と思ったら、できるだけ早いうちに、衝動が消える前にアウトプットしようというのが本日の話です。
衝動が消える前にアウトプットした方がいい理由
ここで大切なことがあります。
表現したくなる、その衝動は意外と儚いものなんです。
「今は忙しいから後で…」
「気持ちが落ち着いてからにしよう…」
そう思っているうちに、せっかくの表現したい気持ちが薄れていってしまう。
だから、表現したくなった、その瞬間が一番大切なんです。
感情が生々しいうちに、気持ちが熱いうちに、その衝動の赴くままに表現してみる。
感情を表現することの価値
私たち人間には生まれながらにして、自分を表現したいという欲求があります。
自己顕示欲や自己承認欲求が強いとか、そういうわけではない、誰もが持って自然な感覚なんですよ。
この欲求を満たしてあげると、以下のようなメリットがあります。
自分を表現する2つのメリット
・自分の感情を、感情以外の別のものに置き換えることで心を解放でき、スッキリする
・自分を表現できたことに対して、肯定的な気持ちになる
感情が高ぶった時、それを外に出すことで心が落ち着いたり、より一層幸せな気持ちになったり。表現することには、私たちの心を解放する力があるんです。
忙しく生きていると、頭の中には感情、悩み、考え、アイデア、色々なものが生まれてきます。
その全ては、自分の中で渦のように対流しているのですが、一度頭の中から出してしまうのです。
文字、言葉、音、絵など、五感で認識できるものに変換する。
すると、ビックリするくらい心と頭がスッキリします。また、自己表現すること自体にもいい働きがあります。
人はみな、少なからず認められたい社内的な生き物ですが、自己表現できた と自分自身で感じることで、自分に対して肯定的な気持ちになるのです。
それぞれの表現方法
表現の方法は人それぞれ。話す人もいれば、書く人もいる。絵を描く人、なにかを作る人、歌を歌う人、楽器を演奏する人、踊る人、演技する人…何でもよくて、そのどれもが素晴らしいと思います。
具体例を話します
私自身、自己表現パターンはいくつか持っていますが、今回はピアノを弾くことで自己表現する例をあげます。
私は中学〜社会人になっても、部活動なりサークルなり友人と趣味の集まりなり、生活のどこかでずっと楽器をやっていました。
ピアノに関しては4歳から小4くらいまで習っていた程度で、正直あまり上手ではありませんが、YouTubeなんかを見ていてふと素敵な音楽を聴くと、適当でもいいから弾いてみたくなるんです。
もうこれは説明がつかないというか、説明することを考えるのが無駄なような、じわっと温度のある衝動です。
家に電子ピアノを購入するまでは、大声で歌って済ませていたのですが、どうしても
これを音階に直して表現したい!同時に2音以上同時に奏でたい!やっぱり楽器が好きだ!
という思いが強くなって、とうとう電子ピアノを購入しました。
結論、この投資は大成功でした。決して決して安くない買い物でしたが、我が家に電子ピアノを導入したことで、私の幸せ度はぐぐーんとアップしました。
幸いなことに耳コピができるので、弾きたいと思ったらピアノの前に座るだけで最低限の自己表現ができるようになりました。
がっつり練習したい曲が出てきたら楽譜を買いますが、今は個人で楽譜を作成している方が起こした楽譜を簡単に購入できるので、本当に良い時代です。
手元に用意するもの
私のケースは電子ピアノを購入したことが、自己表現の幅を広げましたが、何も高価なものを買えというわけではありません。
ただ、できるだけ自分のわくわく度が高い表現手段を準備しておくことをお勧めします。
例えば、
・イラストを描くのが好き➡ちょっといい画材をもって置いたり、イラストが描けるソフトやタブレットを持っておいたり。
・歌うのが好き➡ちょっとだけいいマイクを買って持っておいたり。
・言葉にしたり文字にしたい➡書き留めるためにお気に入りの手帳を用意しておいたり、ブログを作って溜めてみたり。
ときめきを感じるモノ、ことを考えてみてください。
誰にも邪魔されない、自分だけの自己表現手段を持とう
自分で楽しむのが目的ですから、うまい下手は横に置いておいてください。
もちろん、上達したらもっと楽しい ということはありますが、まずは誰にも邪魔されない、自分だけの自己表現手段を確立してみてください。
人生、一段階上がります。