子どもの入院に付き添うってこんな感じ
このような方が、少しでも落ち着いた気持ちで付き添い入院を迎えられるような記事にしたいと思い、筆を執っています。
子どもの入院って、子どもの状態が一番不安ではあるが、それに付き添う親の生活もどうなってしまうのか不安ですよね。
仕事をしていれば休みを取らないといけない、兄弟姉妹の面倒はどうしよう等々・・・痛いほどよくわかります。
でも大丈夫です!この記事にたどり着いてくださった方は、「何とかしなきゃ!」と思い、自分で行動をされている突破力のある方です。
入院の形、家族の形は千差万別であることは理解しておりますが、この記事一本で付き添い入院に全体感がつかめるように、以下のような内容を盛り込んでいます。
よくある心配事
- 一日のスケジュール
- 必要な持ち物、あると便利なものは何か
- 子どもの食事・親の食事
- お風呂について
- 寝具について
- 入院の間、兄弟姉妹はどうしたか
- 必要な書類
などなど、思いつく限り書いていきます。
子どもの入院に付き添うってこんな感じ 入院のパターン
まず、入院といっても色々なパターンがありますが、まず、以下のどちらかに分類できますか。
①体調不良やケガから急に決まった入院。
②障害、病気などが判明し、事前に入院となることがわかっている入院。
というように、急に決まった入院か、事前に準備ができる入院かで少しできることの範囲に違いがでてくるので、「自分はこちらに該当するな」と思いながら読み進めていただければと思います。
ここで、例外としてNICUからの入院。つまり子どもが産まれて家に帰ることなくに入院になるケースがあります。NICUの入院については別記事で(準備中)
子どもの入院に付き添うってこんな感じ よくある心配事
一日のスケジュール
時刻 | 項目 | 説明 |
7:00 | 起床・検温 | 部屋の電気が点く。我が子はだいたいまだ寝ている。 |
7:30 | 朝食 | 子どもの朝食が部屋に配膳させる。まだ寝ている時は先に自分のご飯。 |
9:00 | 医師回診 | 4~5人の先生が部屋に来ます。病院によっては物々しい雰囲気だが、大したことは起きない。状態を話したり、今後の流れを決めたりする。 |
9:30~ | 検査or自由時間 | 特に何もなければ部屋や共通の遊びスペースで自由時間。 |
この間に部屋の掃除、ごみ交換、シーツの交換など入ることが多い。 | ||
12:00 | 昼食 | 自分もご飯 |
13:00~ | 検査or自由時間 | また自由時間、お昼寝。 |
午前に比べると午後は比較的部屋に来訪する人が少ない。 | ||
状態が良ければこの間にお風呂に入る。(午前に入ることも) | ||
16:00 | 医師の回診 | 再び回診 |
18:00 | 夕食 | 自分もご飯 |
19:00~ | 自由時間 | この時間が最も何も邪魔されない自由時間となります。 |
21:00 | 消灯 |
必要なもの、あると便利なもの
現地調達が不可または難しい、絶対必要なもの
現調達できる可能性が高いが、可能であれば持っていくもの
場合によるもの
子どもの食事・親の食事
子どもの食事は、ほぼ確実に病院食がでます。一回460円くらい。
かなり色々な形態の食事があります。ご飯やわらかめ、低刺激、牛乳をヨーグルトに変更、トロミあり、ムース食とか・・・笑。
特に指定しなければ普通の食事が出てきます。
味は薄めです。
おかずに対してご飯の量が圧倒的に多いので、前述した「ふりかけ」が必須となります。
もちろんアレルギー対応もしてくれます。
問題は親の食事です
基本的に病院からは出ないので、自己調達となります。
病院に売店やコンビニが併設されていることも多いのでそちらで購入することもできます。
少しの時間であれば、看護師さんが子どもの様子を見てくれ、その間に買い物に走ることは可能です。
ただ、付き添いをしていると、
・好きなタイミングで子どもから離れられない
・売店、コンビニの営業時間が短かい
・3食コンビニ食は食費がバカにならない
という理由から、多少食料を持ち込むことをおすすめします。
私のよくあるパターンは
これで大体3食は持つので、1晩で交代できる場合は買い物には行かずにこれで乗りきります。
※前提として、電子レンジと冷蔵庫を使うこととしています。
2晩以上になるときは、レトルトの数を増やして、サトウのご飯を持っていくととても使えます!
また、1週間以上の長期間となる場合は、さすがに売店も使いましたが、家からはフルーツやナッツなどが多く含まれる栄養価のなるべく高そうなコーンフレーク、牛乳か豆乳も持って行っていました。
付き添い入院中のお風呂について
病院にはシャワールームがあることが多く、状態が良ければ、子どもはシャワーを浴びることができます。
また、それと同時に親もシャワーを浴びることが事実上可能ですが、1泊・2泊で交代が可能な場合、あまりシャワーを使いません。
大体の病院で、1回の入浴に与えられる時間が25分くらいなんですよね。これは、脱衣所に入ってから出るまでの時間なので、親と子で入浴すると、時間がかなりぎりぎりになります。
超バタバタのお風呂タイムになるので、家で入れるなら親は家で入浴した方が圧倒的に楽です。
しかし、付き添いが代われない場合そういうわけにもいきませんので、子どもと一緒にお風呂に入りましょう。
ちなみに私は、3か月入院した時は毎日1歳の息子と一緒にお風呂に入っていました。
付き添い入院中の寝具について
付き添いを入院というと、病室で親も一緒に毎晩寝泊まりする、ということがついてきます。
この時、親はどこで寝るの?と疑問に思うかもしれません。
まず、お子さんがまだ小さい場合、ほとんどの場合添い寝OKです。
ただ、病室のベッドは基本シングルサイズなので、いくら子どもが小さいといっても、親子二人で寝ると狭くはあります。
そこで、多くの病院で寝具の貸し出しがあります。
病院や、病室によってその寝具はさまざまですが、基本2パターンしかないので紹介します。
寝具は大体400円/日で借りられます。1か月とか連泊の場合は、上限5,000円など、配慮がある病院もありました。
ソファーベッドの快適さ、コットの快適さは本当に病院により様々ですが、個人的にコットは地獄でした。笑
布地の張りが弱くて、真ん中が沈む沈む・・・
私的に、この寝具の快適さで付き添い入院の大変さが変わると思っています。
付き添い入院中の兄弟姉妹について
これは、家族構成、親の仕事、親族が近くにいるかなどで、対応が全く変わります。
私は会社員の夫婦+2歳差の兄妹という家族構成です。
入院するのはいつも長男なので、その間下の子は付き添っていない方の親が面倒を見て、日中は保育園に行ってもらっていました。
通常時の送迎は私が担当しており、主人は定時で勤務すると送迎が間に合わないので、フレックス制度など、会社の制度を駆使して何とかやってもらっていました。
このように、片方の親が病院につききりになると、残された兄弟姉妹の面倒も結構大変です。
近くに祖父母がいればいいのですが、私はどちらの両親も遠方でしたので、夫婦で1日交代で仕事を休んで対応しました。
一度、年末年始の帰省中に帰省先で入院になってしまったことがあるのですが、その際は祖母(私の母)に協力してもらい、食事の準備・洗濯・下の子の遊び相手など手伝ってもらえたので、本当に助かりました。
親族のサポートなしでの1日交替で仕事と病院の行ったり来たりは、正直相当疲れます。
どうしても夫婦で乗り切るしかない場合、、、がんばりましょう笑 何とかなります!
子どもの入院の付き添いってこんな感じ。以上です!
親も子もイレギュラーなことの連続となる入院は、負担に感じるかもしれません。
しかし、入院するというのは、最安全手を取るということです。
少しでも落ち着いた気持ちで入院を迎えていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!