リッチな高級角食パンを家で作るコツ

高級食パンをお家で

一斤1000円近くするような高級食パンがありますが、それに近いパンを家で作れたら何と素敵なことでしょうか。

帰省した際に母が「これしか買えなくなった」という一斤750円の角食パンを一度食べた後、家に帰ってきて、何とかあの味・食感を再現できないか？ということで始まった、私の角食パン作りの方法をお話ししたいと思います。

結論

おうち高級食パン 小麦粉はとりあえず何でも可、水分の1/4を生クリームに

どんな配分のレシピでもいいのですが、牛乳や水とスキムミルクを使うレシピが多いと思います。

その水分のうち、最低20％を動物性生クリームにしてみてください。

例えば牛乳200mlのレシピなら50mlにします。

生クリームの乳脂肪率にも差がありますが、35％でOKかと。

これだけでだいぶ口当たりなめらかなリッチなパンになります。

少し予算がかかりますが、高級路線であればここは課金します。

ちなみに余った生クリームはジップロックで冷凍できますよ！

逆に、国産小麦は吸水率が海外のものと異なり、ホームベーカリー付属のレシピだとうまくいかないことがあると書いてあるので、私はずっとカメリヤを使っています。

国産小麦を使うことを前提としたレシピを参考にする場合は、国産小麦でもいいと思います。

あの高級さに蓋付きの型は必須！

あの直方体のパンのきめ細やかさには、蓋付きの型が必要なんですよね～

山型パンもおいしいのですが、私は産休育休中、蓋付きの型で30分かけて角食パンを焼いていました。

ちなみに最も高いパナソニックのビストロというホームベーカリーで焼いた山型パンより、オーブンで焼いた角食の方がおいしいです（個人の感想）

パナソニックのビストロを否定しているわけではありません！！！これ以上に無い最高のホームベーカリーです！！！

ただ、やっぱり角食が好きなんですね笑

こねと一次発酵まではホームベーカリーにお任せして、形成と二次発酵と焼きは手動で行うと、おいしい角食パンができます。

正直型も使い始めるまでに「空焼き」という工業用の油を取り除く作業が必要でめんどくさいのですが...ここは無心で半日空焼きを頑張ります。

一度やってしまえば以後ずっと使えるし、もうそれはそれは愛着がわきます！

空焼きの方法は型についていた説明書にもあるし、YouTubeなんかでも紹介されていましたが、型に無塩バターを塗る→250℃のオーブンで20分→ふき取る→冷ます→200℃のオーブンで20分→冷ますというのを3回繰り返しました！

（ショートニングやマーガリンでもOKだそうですが、うちに無かった）

高級食パンを家で楽しもう

とりあえずめんどくさい方は、いつものパン焼きに生クリームを導入することから始めてみてください。

材料費で技術をカバーできます笑

余裕が出てきたらぜひ型を使った角食に挑戦してみてください！