ホームベーカリー付属のレシピを見ると、高確率で「スキムミルク」なるものが存在します。
今回はこのスキムミルクが本当に必要なのかについて考えてみます。
結論から言うと、無くてもいいよ!あってもいいよ!です。
パン作り スキムミルク 要る?要らない?
私は毎日食べるいつものパン作る時に、スキムミルクを使います!
これはスキムミルク+水使用、牛乳使用、牛乳+生クリーム使用の対照実験を行った結果、スキムミルク+水が1番総合点が高かったためです!
実際、どの辺が変わってくるか比較しながら説明していこうと思います。
パン作り スキムミルク 要る要らない 評価項目
①食感、味
②コスト
③作りやすさ
今回は、スキムミルク+水、牛乳、牛乳+生クリームの3つで比較を行います。その他の材料と製法は全て同じにしています。
材料紹介
強力粉 220g
薄力粉 30g
砂糖 20g
練乳 10g
塩 4g
バター 10g
ドライイースト 3g
①スキムミルク 19g + 水 190g
②牛乳 190g
③牛乳 150g + 生クリーム(乳脂肪分35%)40g
のいずれか
作り方 ざっくり
材料をすべてホームベーカリーに入れ、一次発酵までお任せ。
※我が家ではパナソニックのホームベーカリー ビストロ使用
一次発酵後、3等分に切り分け強力粉を振って丸める。
そのまま10分くらい放置(ベンチタイム)
蓋付きの角食パン型にバターを塗っておく。
生地を成形してパン型へ投入、型の6~7割埋まるくらいまで2次発酵。
オーブンを210℃で余熱。
2次発酵が終わったらオーブン200℃30分で焼き。
焼きあがったらすぐに型から取り出す。
しっかり冷ます!重要!理由は↓の記事で
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パン作り スキムミルク 要る要らない 評価
食感・味
①スキムミルク+水
軽めの食感。しっとりよりはふわっとした食感で、飽きの来ない味
しょっぱいおかず系との相性が一番いい!
②牛乳
しっとりさとふわっと感のバランスがいい
ジャムとの相性がいい。①と③の間という感じ。いい意味で普通の食パン!
③牛乳+生クリーム
しっとりきめ細かい食感で、まるで1斤1000円の食パン!
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コスト
①と②ほとんど変わらないが、若干①が安い
③は①と②の倍くらい
作りやすさ
材料が違うだけで、作りやすさにそんなに違いが出る?と思う方もいるかもしれませんが、意外と重要です。作りやすさというのは、材料の用意・保存しやすさという側面も含みます。
メリット・デメリットを書いてみます。
①スキムミルク
一度買えば日持し、買い足しの頻度も低い
手で成形するときは最も成形しやすい(気がする)
デメリットとしてはパン作り以外でまず使わない。
②牛乳
常備している家庭が多い上に、他の料理や飲料として使える。
ホームベーカリーの予約機能が使えない。
③生クリーム
常備率は下がる上、買い足しの頻度が多くなる。
(生クリーム、実は冷凍できるので一度買えばまあまあ持つ。)
ホームベーカリーの予約機能が使えない。
以上から総合的に判断して
私はスキムミルクを使っています!
理由は
・軽めの食感が好みだった
・一度買ったら長く使えて買い足しの頻度が少ない
・成形しやすい
・安い
しかし、これは個人の感想で、無くてもパンは作れます!
ぜひ自分好みの材料を見つけてみてください!!!